活動報告

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「科学基礎講座」第5回実習講座
実施日 2013年9月15日(日)13:00~16:30
場 所 理学部B301講義室およびA104実験室
テーマ 「素粒子の世界をのぞいてみよう」
概 要 ミクロな世界を支配する素粒子物理を、身近な例をふまえて解説します。放射性物質を使った実験をもとに、ミクロの世界にせまる実験の基礎を体験します。
講 師 淺賀岳彦 (理学部准教授)、中野博章 (理学部准教授)、TA3名
受講状況 ■受講生15/19名出席(欠席4名;学会出席2名、地域活動1名、他1名)、課題レポート15/15名提出、アンケート15/15名提出

受講生レポート提出例

受講生アンケートのまとめ

最初に原子の話や原子核、さらに原子核の崩壊の話がありました。
受講生:学校でやっている内容よりもとても進んだ内容だったけれど、先生が分かりやすく教えてくれたおかげで理解することができ、「素粒子」についてとても興味がわいた。
実験に入る前に放射線源に対する注意がありました。
受講生:今までで、一番本気で打ち込める内容のものだった。非現実的なほど難しくもなく、かといって簡単でもない。面白い科学をすることができた。
放射線の計測器について説明を受ける。
受講生: 実験を通して検出の面白さがわかった。「推測」することはワクワクして楽しい。その他TAの方々も面白い人たちで講義自体も楽しかった。
計測器の番が回ってくる待合を利用して、課題演習の説明を聞く。
受講生: とっても難しい課題だったけど解いてみるととっても面白かったです。
データの意味や解析の仕方を聞く。
受講生: 初めて見るような装置を使って、高度な観測ができとても楽しめた。
グラフを作り未知物質が何であるか検討をする。
受講生: ガンマ線から物質を特定することはとても面白かったです。

(写真の下のコメントは、受講者アンケートから転載)

担当講師所感
  • 受講生について:各生徒ともまじめに取り組んでいたが、今回は原子核・素粒子の世界の話であったため、予備知識の差が目立った。ガンマ線エネルギーの測定結果から親核種をあてるクイズに取り組んでもらったが、解析方法の説明からヒントを読み取れた生徒と、意味がわからず苦戦した生徒に分かれた。時間切れのため、レポートが推論過程を省略して結果だけになったのは残念。
  • 講座の進め方等について:各回が独立しているので、準備はそれなりに楽であった。ただ、予定した内容が別の回と重複があることがわかり、急遽、内容を変更した。顔合わせの会合などに参加できなかったので、やむをえないところ。生徒の学年はもちろん、興味が多様なので、各回の担当者は苦心されたと思うが、全体をならしたら、まずまずのところではないかと想像する。

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