活動報告

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「先取り!科学者の体験」第4回講座
日 時 2013年9月22日(日) 8:30~17:30
8:25~11:00新大西門(五十嵐キャンパス)発  米山SA  糸魚川市須沢海岸着
11:00~13:00須沢海岸でヒスイ探し、フォッサマグナミュージアム(ホール)で昼食
13:00~14:00化石の谷(フォッサマグナミュージアム)で化石採取
14:00~14:50フォッサマグナミュージアム見学、採取化石の同定質問等
15:10~17:30フォッサマグナミュージアム発  米山SA  新大西門着、解散
場 所 糸魚川市須沢海岸(須沢臨海公園)
http://www.city.itoigawa.lg.jp/dd.aspx?menuid=5189
フォッサマグナミュージアム
http://www.city.itoigawa.lg.jp/dd.aspx?menuid=4586
テーマ 糸魚川ジオパークでの化石採取
概 要 糸魚川ジオパークで、糸魚川の化石産地からもたらされる岩石を割って化石を採取します。また、海岸でヒスイなどの岩石の採取も行います。フォッサマグナミュージアムを見学し、化石や岩石の名前を調べます。
講 師 松岡 篤 理学部教授、TA4名
受講状況 ■受講生23/30名出席(欠席7名;他の活動と重なった3名、その他2名、不明2名)、受講生課題レポート23/23名提出、受講生アンケート23/23名提出

受講生レポート提出例

受講者アンケートのまとめ

■保護者18名出席、保護者アンケート18/18名提出

保護者アンケート回答例

グループごとにTAが割り当てられます。
保護者: 化石の谷での化石探し、須沢での石拾いなど、実際に自分の手を動かして作業する体験がすばらしかった。
須沢海岸で拾った石の名前をTAに質問。
保護者:TAのみなさんが石拾いや鑑定会でしっかり子供をフォローしてくれて子供たちが飽きることなく楽しめた。
松岡先生の鑑定の順を待っている受講生たち。
受講生: 石にはたくさんの種類があって見分け方がちゃんとあるというところが面白かったです
化石の谷で見つけた化石を学芸員に見てもらう。
受講生: いつも見落としているような足下にも、発見があった。石を改めて一つ一つ見てみると、色や模様、つくりが異なっていることがわかった。
自慢の化石をゲット!
受講生: 繰り返し聞いているうちにウミユリやコケムシなどがくべつできるようになった。
ミュージアムのホールで、TA松岡先生、学芸員が総掛かりで採取物の鑑定。
保護者:子供たちへの対応をていねいにしていただいた。質問が十分にできて、充実した活動になった。

(写真の下のコメントは、受講者アンケートから転載)

担当講師所感
  • 受講生について:受講生たちは採取した岩石・化石についての知識を得ようと、活動時間を積極的に活用していたことが印象に残っている。このような経験がはじめての受講生が多かったと思われる。今回の体験を生かして、岩石や化石に興味を持ち続けてほしい。ほとんどの受講生が興味をもてる内容だと感じ、教員やTAと話ができたとのアンケート結果を得たので、所期の目的は果たせたと思う。
  • 講座の進め方等について:昨年度、ミュージアムでの時間が短いという保護者からの意見が多かった。アンケート結果を踏まえて、今年は、受講生が作成するレポートは宿題とし、ミュージアムでしかできない岩石・化石の鑑定と展示物の見学に滞在時間の多くを取れるようにした。しかしながら、時間が足りないとのコメントが多かった。糸魚川は新潟から距離があるので、移動に時間がかかり、日帰りではこれ以上の時間を確保するのは困難である。別の機会を作って、再訪してもらうことになろう。新潟大学での公開講座では、糸魚川の野外で化石採集する活動も行っているので、そのような機会があることを受講者に伝えたい。

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