活動報告

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「科学基礎講座」第2回実習講座
実施日 2013年7月7日(日)13:00~16:00
場 所 理学部B201講義室
テーマ 「地図の塗り分けについて」
概 要 白地図を塗り分けるときに何色の色鉛筆が必要でしょうか?実は4色あれば十分なことが知られています(四色定理)。ここでは離散グラフの彩色問題について、さらなる考察を行います。
講 師 鈴木有祐(理学部准教授)、TA3名
受講状況 ■受講生19/20名出席(欠席1名、英検受験のため)、課題レポート19/19名提出、アンケート19/19名提出

受講生レポート提出例

受講生アンケートのまとめ

講師所感:幅広い年齢の受講者に対して数学の講義を行うのは難しいが、今回はだれでも取り組める作業を取り入れたことによって受講者にはそれなりの満足感・興味をもってもらえたのではないかと思う。 受講生:2色、3色、4色だけで塗れるということを実際やったことが面白かったです。
受講生:(面白かったことは)一見すると数学の問題でないような色分けの問題も、数学的技法を用いてどんな地図でも4色で塗り分けることができるということ。 受講者の作業を見回る講師とTA
受講生: 「四色定理」というと難しそうだが、自分で実際に活動しながら、考えつつ授業を受けることができたので、よかったと思う。
受講生:地図の塗り分けの話を深くまで知ることができてよかったし、楽しかったです。先生や大学生の方々にも、いろいろ教えていただき、本当に助かりました。ありがとうございました。 受講生: 地図の塗り分けという身近な切り口から四色問題という学校では扱わないような難しい数学的問題を少し覗くことができてとても楽しかった。

(写真の下のコメントは、受講者アンケートから転載)

担当講師所感
  • 受講生について:受講者全員が静かに講義を聞き、課題にも真面目に取り組んでくれた。今回の「地図の塗り分け」に関して、以前から興味を持っている学生(高校生)も数名いたようであった。中学生以下の受講者には難しい部分もあったかもしれないが、作業の部分を楽しんで行ってくれているようだった。レポートの内容から,全体的に興味を持って講義を聞いてくれたものと思われる。
  • 講座の進め方等について:(幅広い年齢の受講者に対して数学の講義を行うのは難しいが、)今回はだれでも取り組める作業を取り入れたことによって、受講者にはそれなりの満足感・興味をもってもらえたのではないかと思う。その作業の際には、補助の学生達が十分に活躍してくれた。受講者たちにとっても、年齢の近い大学生と接し数学を学ぶ楽しさを共有できたことは良い経験になったものと思われる。

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