活動報告

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平成23年度活動報告
科学アドバンスト講座
この講座の受講者は参加者1名(女子)で、本人の希望によりの湯川靖彦教授(理学部自然環境科学科)の指導を受けて、アミノ酸を架橋配位子とする異核多核錯体の合成を行い、単結晶を作製してX線結晶構造解析を行います。これまでに、新潟大学理学部に10回以上通い、研究に関わる講義と実験を続けています。研究発表会は科学基礎講座と合同で3月4日に朱鷺メッセで行われます。
課題研究の概要:アミノ酸を架橋配位子とする異核多核錯体を合成し、単結晶X線結晶構造解析によって、その構造を明らかにすることを目的とします。このため、原子の構造、分子の構造から始めて、錯体の構造を学習し、アミノ酸を架橋配位子とする異核多核錯体の合成を行い、単結晶を作製してX線結晶構造解析を行っています。 錯体についてゼミ形式で学習し、現在は、ゼミと並行して合成実験を行っています。今後は、構造解析を行う予定です。
「目指そう未来の科学者」研究発表会
実施日 2012年3月4日(日)10:30~14:50
場 所 新潟市 朱鷺メッセ303小会議室
概 要 個数の本質を見極めて無限個のものを数える「集合の濃度」をテーマにした講義
参加者 40名あまり
発表者(7名の受講生全員)のほか、課題研究の指導教員、TA、保護者、受講生の出身高校の教員、一般の高校の教員、ステップ1の受講者、その他
初めに谷本理学部長のあいさつがありました。
その後、次々と課題研究の口頭発表が行われました。 発表は12分間でその後3分間の質疑の時間があります。 写真のような、大きなデモ用のグッズ持参の発表者もいました。
開始前に何回も練習する姿が見られました。
発表の審査は、高校の先生や理学部長が行いました。審査員や会場に人から様々な質問が出ます。うまく乗り切るのもプレゼン技術のひとつです。
口頭発表の後はポスター発表です。口頭発表のとき以上に細かいディスカッションが行われます。
かなり突っ込んだ質問を受けているのでしょうか…
左の二人の小学生は、ステップ1の受講者です。案内チラシを見て、保護者と一緒に会場に来ました。何か一生懸命発表者に質問していますが、発表者はどのような質問もさばくことが求められます。
ディスカッションは、科学者の研究にとってたくさんの収穫をもたらします。重要な機会です。
竹内副学部長より、ねぎらいとさらに受講者の将来に期待をするとお話がありました。
最後に、受講者と課題研究の指導を担当された先生との記念写真の撮影が行われました。緊張が解けて、笑顔がさわやかです。

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